企業も社会もグローバル化し、大規模に開催される展示会

昔から大都市の展示会場を舞台として一般消費者や関連企業を対象にして事業拡大や売り上げ増加を狙って新製品やサービスの販売促進、開発商品の普及、広報するための展示会が開催されてきました。近年は全国各地に大規模展示会を可能とする会場がオープンしているせいか、その会場設営規模も大々的になってきたので出かけるたびに目を見張るほどです。長期間開催される展示会場の運営企業が展示会開催期間中の業務をスムーズに進める業務作業量は大変なものだと思います。

特に、展示会場の一角で業界を代表する人や開発分野の学者などを国内外から多数呼び寄せて開催される先端技術セミナー等には多くの関係者が殺到するのです。このようなセミナーでは多くの参加者は先端的な技術のブレークスルーがいつ何時どんな行程で実現するか、目を皿のようにして自社の事業へのその足掛かりを求めて情報収集しているのです。従って、このようなセミナーを予定通り終わらせるだけでも展示会や見本市運営の専門家集団を集める必要があるはずなので、展示会場の裏方さん達には脱帽です。最近は企業の生産活動もすっかりグローバル化しているし、一般家庭の日常生活においてもインターネット社会の普及で世界の情報がいつでもたちどころに得られる時代となり、世界中の商品やサービスが国内いたるところに行きわたっている状況ですから、展示会においてもありきたりの商品やサービスの展示では満足できなくなっています。従って、国内には見られない革新技術的な商品開発等を手掛ける海外企業を参加させたりしているので、展示会も国際色豊かなものが増えてきました。

そのような影響もあって珍しい商品やサービスあるいは日本人の感性では気づかない技術革新的商品に出くわすことが多々あって興味が尽きないものです。私も現役時代には事業開発部門やコンサルティング部門に所属していた期間が長くて、別に晴海や浦安会場で開催される展示会だけに限定せずに横浜や札幌あるいは大阪や福岡などで開催される展示会にも出張した程でした。しばしば出かけて行って展示されている商品やサービスを見学して時流の変化や新商品の開発状況あるいは自らの業務への応用できる技術的アイディア等を同僚たちと議論しあったものです。また、このような展示会場へ出かけることは同業にまい進している人たちや研究者との交友関係を広めて、それ以後の事業展開に利用し合える貴重な機会を提供してくれる場でもあったわけです。現在の現役世代の人はこのような展示会には積極的に参加して、交友関係を広めることが大切だと思います。